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オブシディアン005 [手記さまざま4]

ダウンロードが終わった。ファイルは拡張子zip、zipファイルのアイコン。でも慎重な私は拡張子を疑った。実はzipのふりをしたexeかもしれない。私はバイナリエディタを起動してそのファイルを読み込んだ。先頭の2バイトはMZでなくPK。zipのようだ。私はこれをLhaplusにドラッグ&ドロップした。何も起きない。もう一度試した。何も起きない。焦った私は慎重さを欠き、うかつにもWindowsの機能でファイルを開いた。何も起きない。しまった、この瞬間「おまえのPCはもう死んでいる」ということか? 嫌だよう。私の脳裏に走馬灯のように今までの記憶が巡った。一説によると、迫り来る死を回避する方法を探しているのだそうだ。そして「開けないzip」という記憶が巡ってきた。zipのバージョン違いか。私の記憶では7-Zipだけがそれを開けた。私は7-Zipを試した。ファイルはあっさりと解凍された。と、思ったら、中身は実行可能ファイルかよ! 実行は恐いぞ。

しかしその恐い爆弾を処理するための爆発物処理車がWindows7マシンだ。私は実行した。これはインストーラーだった。私の勝手な予想では、DOSBoxに入れるデータとドキュメント(データの入れ方)が出てくる自己解凍ファイルかと思っていたが、そうではなく、何かをインストールするらしい。インストールというのは、「何を」「どこへ」インストールするかが重要だ。今はそれがわからない。試せば、その結果から何かがわかるだろう。

どうやら、オブシディアンがWindows7にインストールされたようだ。64bitのWindows7でオブシディアンは動かない。つまりこれは、「どこへ」インストールするかを間違えた。このインストーラーは、DOSBox上のWindows95にインストールするためのものだ。

私はオブシディアンが欲しかったのではない。オブシディアンならば、英語版と日本語版を両方とも持っている。私が欲しかったのは、音を鳴らすために必要なDOSBoxの設定だ。その解説が含まれていると思っていた。でもこれはどうやらただのオブシディアンだ。私はスマホのギガを1.8ギガも使って不要な物をダウンロードしてしまった。

腫れた膝に無理をさせすぎた。今日はここまで。


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