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発根まで1ヶ月ではなく数ヵ月だそうだ [手記さまざま2]

私は昔、サボテン育成についてのサイトをよく見ていた。でもそれは昔のことだ。いちばん見ていたサイトがなくなってしまい、その後は頼るものを失ってひたすらサボ自体を観察することで対処してきた。今回子サボが叩き落とされて親離れを余儀なくされたので、情報を得るためにもう一度ネット検索してみた。その時、昔からある小さなサイトをまた見つけた。根が出るまでに1か月かかると書いてあった。そんなに待つのでは、子サボが小さいと心配でしょうがないだろう。私の場合はずっと子サボに親の脛をかじらせていたので子も大きく、握りこぶしくらいの大きさになっている。今年は初めて子にも花が咲いた。1か月放置しても呑気な顔をしている。(もちろん、サボテンは仮に中が腐っても外側は変化がないことがあるので、外側の「呑気な顔」は当たり前かもしれないが。)ところが先日もう一度ネット検索したら、1か月どころか何か月もしてから発根するという情報があった。サボというのは、なんて気の長い生き物なんだ。私の子サボは独立させられてから1か月と少し経った。ひっくり返して様子を見ることにした。

1ヶ月前
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先日
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前回様子を見た時は、ひっくり返す時に使った鍋つかみに棘が刺さったのに気づかず、出たばかりの棘を根元から折ってしまった。今回はキッチンペーパーをくしゃくしゃにしたものでまず覆い、その上からハンカチで覆い、それからひっくり返した。棘は抜けなかった。

ご覧のとおり、傷口の周りに何やら溢れ出てきた肉がまた多くなった。触って固いから悪いものではない。根はまだ出そうにない。

うっかり写真をトリムしてしまったのでサボの全体が見えないが、このサボは片側が緑で片側が白い。子サボが落ちた直後の写真ならあるので、それで確認してもらおう。
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片側が緑で片側が白いのには訳がある。この子サボは、親サボの一番下に付いていた。玉サボテンは成長すると表皮が下へと移動する。それで親サボが成長するにつれて、この子サボは親の下の方へと移動してしまった。そして鉢の縁ぎりぎりの所に長年居座っていた。当然、子サボの下側には日光が全然当たらない。それで下側半分が白くなった。大きさも、下側半分だけ成長せず小さかった。でも私に言わせれば、今回子サボが落ちてようやく「下側の」半面を観察できて、「長年日が当たらなかったのによくこの程度で済んだ」と思った。長年日が当たらなかったのだから、木質化してひどいことになっていると思っていた。

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