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個人的記録(プリンターをもう買い替えない) [手記さまざま2]

プリンターは、ランニングコストがかかりすぎると思う。私が言いたいのは、オフィスでなく家庭での使用の場合に、年に数回限られた時しか使わないくせに、インク代が高くつくということだ。私が今のプリンターを買ったのはもうずいぶん前だ。エプソンのPX-101というのを買った。いま調べたら発売日が2008年10月、修理対応期限が2018年4月だ。もう10年近くも前に買い、もうじき修理すらしてもらえなくなるのか。どうして私がPX-101を買ったかというと、安かったからだ。プリンター本体を買った時は、安い買い物ができたと喜んだ。それが間違いだったと気づくのに時間はかからなかった。消耗品、つまりインクのカートリッジが高かった。PX-101は5つのインクカートリッジを使う。ブラック2本、マゼンタ、シアン、イエローだ。そしてどれか1本でもインクが空になると、印刷はできなくなる。空のカートリッジを色が出ないまま放っておいて、印刷時の発色がおかしいまま使い続けることはできない。あなたは「それは当たり前だ」と思うかもしれない。たしかに当たり前ではある。が、その結果、インクの交換と消費は多い。インク交換の直後にはプリンターがインクを噴出させて使える状態にする。この時に、交換したカートリッジだけ噴出させるということはないだろう。他のカートリッジからもインクは噴出しているに違いない。ここで想像してみてほしい。マゼンタのカートリッジが空になった。交換してインク噴出。次に使う時、シアンのカートリッジが空になった。交換して噴出。その次に使う時にイエロー。また噴出。交換のたびに無駄なインクまでも消費してゆく。だからといって、まだ中身の残っているカートリッジまで一緒に交換するわけにも行かないだろう。ここまでは、愚痴は言ったが結局仕方がないかなと思えることがら。次は、PX-101を買って本当に失敗したと思うことがら。PX-101はブラックのカートリッジを2本使う。この2本はインクが同量ずつ減ってゆくのでなく、必ずどちらかが先に空になる。するとPX-101は、残ったほうのブラックカートリッジを使い続けるのでなく、もう印刷ができなくなる。そして空になったカートリッジを交換、またインク噴出。このブラックカートリッジ2本という仕組みは、後の機種では改善されたと記憶している。

いま、PX-101用のインクがamazonでいくらか調べてみた。単色で991円。4色セットの商品は、3,770円。ちなみに4色セットを3,770円で買っても、PX-101にはまだブラックカートリッジがひとつ足りない。では、人は(私は)家庭でそれに見合った使い方をするだろうか。仮に4色セットを3,770円で購入するとして話を進めたい。それには理由がある。今日私はプリンターを使い、インク切れで途中で使えなくなった。まだ明らかに使えるのはブラック1本だけ。もう1本のブラックは完全に空で、これが原因でプリンターが印刷を中止した。マゼンタはまだ警告は出ていないが残量はかなり少ない。シアンは目詰まりを起こした。イエローはインクが少なくなったという警告が去年暮れの年賀状印刷の時から出ている。つまりインクを交換するなら4本交換の可能性がある。いっぽう私が1年間に行うプリンターでの作業は何か。いちばん大きなものは年賀状印刷。親の分と合わせてハガキ30枚。次に年間予定表の印刷。A4版26枚。そして外国にいる友人にクリスマス前に小包を送るさいの宛名書きB5版1枚と、内容解説の紙およそA4版3-4枚。これで全部。年賀状デザインをプリンター印刷から市販のものに変えるといくらになるかは、よく調べないとわからないので後回しとする。年間予定表26枚はカラー印刷ならばコンビニでおよそ 26枚 X @80円 = 2,080円。やはりカラーだと高くつくか。今はPCとプリンターでカラー印刷しているが、コンビニ印刷を使うならば経費削減で白黒にするという手もある。すると 26枚 X @10円 = 260円。一気に安くなった。外国の友人用は白黒で構わないので (1+4)枚 X @10円 = 50円。最後に残ったのが年賀状だが、はがきの送料が高くなったのとプリンタインクが尽きたのとで、私は前回を最後に年賀状をやめた。絶対に必要な親戚用3枚は別だが。親はまだ出す気でいるらしい。親の年賀状と私の3枚をどこまで安く抑えられるかが考えどころだが、きっと私はプリンターを使うのをやめるだろう。





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