「妻二人」から若尾文子つながりで「悶え」を発見した

私のカセットテープに音だけ入っているが正体のわからない物が気になって、私はもう長いこと探し回っている。このブログで「歌う大捜索願」などのタイトルで情報を求めたところ、何人もの親切な方が情報を寄せてくださった。そのおかげで多くの物の正体がわかった。私はその方々にとても感謝している。

まだ正体がわかっていない物はあるが、どうやら捜索困難な物が残ったらしく、最近はネット検索しても新情報がなかなか出て来ない。それでも進展はある。ほんのたまにだが、何かの正体が判明する。

このブログにはたぶん書かなかったと思うが、題名がわからなくて探している日本映画があった。カセットテープに音だけ入っている。この映画は、あまり質の良いものでない。性的不能の夫をもつ妻が他の男に誘惑される。たしかずいぶん前にチャンネルNECOかどこかで放送したと記憶している。私は映画のタイトルを覚えていなかったが、何かとても直接的なタイトルだった。

先日、この映画が何なのか、判明した。

最初のきっかけは、「妻二人」について調べたことだった。そこから若尾文子を調べるに至り、彼女が出演した映画の一覧を見て、ふと題名のわからない映画を思い出した。私は思った。「若尾文子かもしれない。」

果たして、若尾文子だった。映画のタイトルが、私のおぼろげな記憶のとおりに実に直接的なタイトルで、「悶え」。誰だこのタイトルつけたのは（笑）。それから私はネット検索して映画の情報を探した。「妻二人」のような質の良い映画はDVDになっているが、「悶え」はDVDになっていない。それは残念だったが、ネット上にストーリーの紹介があった。私のおぼろげな記憶では、あるシーンで渦巻がぐるぐるする気がしていたが、ネットの記事を読んだら私の記憶は正しいらしい。私はたぶんチャンネルNECOで放送した時に見たのだろう。そんな気がする。でも内容がそれほど私好みでなかったから録画・保存しなかった。それから長い年月が経ち、今は自分の思い出にあるものは可能な限り取得したいという思いに駆られているから、当時保存しなかったのが悔やまれる。どこかでもう一度放送してくれないかなあ。