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人生最後の旅行は京都墓参 (6) [手記さまざま2]

今回は、[1]西大谷の画像を検索し、[2]ビデオカメラを充電し、[3]自分の抜けている所に気づいた。

[1]ずっと乗換案内の画面ばかり見ていては、やはりつまらない。私は、懐かしい西大谷の墓地の画像はないかとネット検索した。少なかったが、見つかった。とくにこのサイトの
https://www.google.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/imagome/entry-11928482789.html
13番目にある写真の分かれ道は懐かしい。

[2]他にもやることはある。ビデオカメラの充電だ。なんで墓参にビデオカメラが要るのか。西大谷は私が若い頃に行った思い出の場所でもあり、人生最後の旅行先でもある。だから記念に写真を撮りたい。どうしてただの写真でなくビデオなのか。それは私が若い頃からビデオ撮影に情熱を燃やし、当時はおもに外国旅行だったが国内旅行もたくさんビデオ撮影した人間だからだ。長年使ってきたビデオカメラが性能的に時代のニーズに応じられなくなり、(世の中にハイビジョンが浸透した)、新しいビデオカメラを買ったら、職場のリストラが本格化し、新しいビデオカメラはあまり活躍しないまま長い年月が過ぎた。たぶん今回の旅が、このビデオカメラを使ってやれる最後の機会だ。

[3]私の場合、どんなに気をつけても気をつけすぎるということはない。要するに、私はどこか抜けているということだ。

今回の旅の計画も、見直すたびに改善された。8月から9月に、のぞみからひかりに。それで最良の計画になったかというと、抜けている所があった。

私の抜け方のパターンは、頭の片隅におぼろげに感じたものがあるのに「まあ大丈夫だろう」と根拠のない考えでおろそかにして失敗する。

通勤ラッシュを避けるために、私は朝5時台に家を出るつもりだ。5時台といっても6時に近い時間だから、駅までのバスは走っているだろう。そうでなければ通勤客が困る。新幹線の切符を買い、一番大事なものは確保したので、私は周辺の予定を細かく確認し始めた。そして知った。5時台はバスがない。