SSブログ

足の腫れ対応は私の急務 [痛風日記]

自分の足がなぜ腫れたか、よく考えてみた。

今回の腫れは、注意していたはずなのになった。それが私には理不尽に思えた。何よりも、注意していて腫れるのなら、防ぎようがない。いつまた腫れるかわからない。そんな結論で良いわけがない。

だから私は無意識に、腫れた理由が何かないかと考え続けた。

まず、今回腫れた所は以前にも腫れた場所だ。以前には、今回よりもひどく腫れた。一度ひどい炎症を起こした場所は、治っても痕跡が残る。つまり再発しやすくなる。そして、心身が極度にダメージを受けた時には、自分の体の中で一番弱い部分がまず悪くなる。たとえば若い頃の私は歯根まで達するひどい虫歯を一本持っていた。バックパッカーとして格安航空券でストレスを溜めながら寝られずにヨーロッパまで行き、極度の疲労に襲われると、最初の宿で決まってその歯が痛くなった。今はもうその歯を抜いてしまったので歯は私の弱点ではなくなった。今の弱点は足の腫れということだ。もちろん、この弱点は歯のように抜いてしまえない。だから今後私は足に気を付けて生きなければならない。ではどのように気を付けたら良いのか。

最初に腫れた時には原因がかなりはっきり推測できたから、それを手がかりにして今回の事も考えよう。私は今住んでいる家を出なければならないと脅され、自分の思い出の品を可能な限り保存したいと焦り、書籍のスキャンを始めた。時しも寒い冬で、12月、1月、2月と毎日作業した。なぜ急いだかというと、2月に沖縄へ行く予定があったからだ。作業は沖縄行きの直前に終わり、その時は何の自覚症状もなく沖縄へ発った。しかし実際には、床を冷気が這う自室で和室用のテーブルの前に正座して作業すること数ヵ月、私の足は冷え、しかも血行不良に陥っていた。その状態で飛行機のエコノミークラス席に座り、沖縄に着いたら翌日から歩き回った。そうしたら、右足の親指の骨の付け根あたりを中心に、足首から先が人間の足じゃないみたいに腫れた。これが最初だ。最初は左足でなく右足だった。原因と思われるのは、足を冷やし続け、折り曲げて血行不良にし、その状態で激しい運動をしたこと。これらの原因が今回の腫れにもあるかどうか、あとで考えてみる。

さて、それから数ヵ月が過ぎ、私は別の書籍もスキャンしたくてたまらなくなった。今の家に住めなくなる、小さな住居に引っ越して全部棄てて行かなければならないというのは、私にとって大変な恐怖で、思い出を保存するのに必死だった。そうしたら今度は左足が腫れた。季節はもう冬ではなく、寒くはなかったはずだが、最初に右足が腫れた時に左足も、内部で同様のダメージになっていたのだろう。そして今度は左足が腫れた。私はその時以来、和室用のテーブルの前に座って作業するのをやめた。これで、床を冷気が這う自室で足を折り曲げている事はなくなった。しかし他にも禁止事項が出来てしまった。PCの前に座ってはならない。椅子のせいなのか、それともPCのディスプレイを見ようと前屈みになるからか、足の血行が悪くなる。とくに足が腫れている時はすぐに違和感が出る。すぐにやめなければ足の腫れがひどくなる。ところがPCの作業は曲者で、あとちょっと、きりのいい所までやりたいという欲求が出る。依存症のように。だからPCの前に物を置いて座れなくするなどの強行手段もとらねばならない。

今回の腫れの前には、和室用のテーブルの前に正座しなかったのはもちろん、PCの前にも座りすぎたつもりはない。腫れの前は、熱を出して寝ていた。その前は、大掃除をしていた。では今回の腫れの原因は何だ。

以前の腫れの時ほど明確ではないが、こういう事ではないだろうか。

原因その1、踏み台昇降運動。去年暮れの大掃除の事は以前の記事に書いたが、その時私が重点的にやったのは天井の雑巾がけだった。当然台の上に乗っては拭き、降りては雑巾を洗う。それを午前中いっぱいと午後も少し続ける。私はその間、元から弱っている足腰で「踏み台昇降運動」を続けていた。私の現在の弱点である足に負担をかけた。最初の腫れの時はまず足を冷やしてから足に負担をかけたが、今回は順番が逆だ。だからひょっとすると、これは今回の腫れの原因に含まれないのかもしれない。ただし次の事も言える。ここ数ヵ月、私は右足の関節が悪かった。だからいつも無意識に左足が右足をかばっていた。大掃除の踏み台昇降で地面に着地して体重を支えたのは、毎回全部左足だったはずだ。

原因その2、体が弱った。大掃除半ばにして熱を出して寝込んだ。心身が極度にダメージを受けた時には、自分の体の中で一番弱い部分がまず悪くなる。これは今後、気を付けよう。風邪の原因菌が左足の関節に入った可能性もある。

原因その3、足を冷やした。年末の晩、私は床を冷気が這う自室にいたが、靴下を2枚はき、しかも1枚はモコモコ靴下で、それに加えてレッグウォーマー、温かいズボン、これで完璧だと思っていた。ところが昨日、モコモコ靴下が思ったほど温かくないことがわかった。ちょうど、毛糸のセーターを着た上に何も着ないと空気の層ができずに保温性があまりないように。私は靴下のあまりのモコモコぶりに、これは温かいと思い込んでしまった。足が冷えてきても、こんなモコモコをはいているのだから、これ以上何もできないと考えた。でもそれは間違いだ。昨日も自室にいて、モコモコ靴下をはいていた。昨日は寒かった。足が冷えた。こんなモコモコをはいているのだから、これ以上何もできないと考えた。そう、危うくまた同じ間違いをする所だった。人間の思い込みは、時に愚かだ。寒いのに、そんなはずはないと考える。これからは、自分の体が感じた事に、もっと気を付けよう。体が寒いと感じたら、どんなに厚着していようが暖房していようがそれは寒いのだ。足が冷えて温まらないと感じたら、どんなモコモコ靴下をはいていようがそれは足が冷えているのだ。即座に対応しなければいけない。

今私はどうすべきか。自分の足の状態をよく観察し、考察する。なにしろ過去に2回も腫れているから、その時の経験から、今がどんな段階かがわかる。しかし今回はここまでだ。スマホで文章を書くのは物凄く時間がかかる。ここまで書くのに何時間かかっただろう。もう休まなければならない。