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昔のマンガ本を捨てる(60) [  昔の本(補完計画)]

GS美神を片っ端から捨てる、その13回目です。

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単行本第22巻。

第22巻から次の第23巻の冒頭までかけて、美神の前世物語があります。これは第21巻で魔族が美神の魂を手に入れたがっていたこと、それが美神の前世に関係していることを引き継いでいます。この話が終わる時には、読者には魔族の黒幕の名前と、その魔族が手に入れたがっている美神の魂とは実は何なのかがわかる仕組みです。

美神たちは平安時代に時間移動します。第16巻が中世ヨーロッパの剣と魔法のファンタジー世界なら、今回は平安時代の弓矢と陰陽道のファンタジー世界です。そこには美神と横島の前世の存在がいます。

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神族の調査官ヒャクメです。美神の前世を調べに来ましたが、前世の記憶が封印されて読めなかったので直接その時代へ行って見てくることになります。

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横島の前世の存在です。スケベは横島と同じです。

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美神の前世の存在、メフィスト・フェレスです。メフィストとフェレスの間には中点が入ります。今回の黒幕の魔族に作られた下級悪魔です。魔族の黒幕はそれら下級悪魔を使って人間の魂を集めさせ、数万個の魂を凝縮したエネルギー結晶を製造中でした。黒幕はこの結晶を使って自分用の巨大なボディを作り、その体で世界に君臨し新たな魔王となるつもりでした。ところがメフィストはその結晶を飲み込んで逃げてしまいます。

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菅原道真の怨霊です。道真が天満宮の神になるさい、捨てた恨みつらみが怨霊になったもので、それを魔族の黒幕が利用しています。

黒幕の名前がアシュタロスだということはわかりましたが、まだ顔は描かれていません。

読者にあらかたの事情がわかった所で、魔界の大物が美神を狙う話はひとまず休止となります。

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