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ゆっくりと1D FD解析再開(17) [  PC-98x1(補完計画)]

ゆっくりと1D FD解析再開(17)

複数の心配事があって、昨晩はよく眠れるかどうか自信がなかった。データ解析は以前のような進展がないというか、先へ進むためには本格的にバイナリエディタとにらめっこしなければならず、たとえそれをしても何かが見つかると決まったわけではない。私はそんな可能性の少ないことをする気が起きなくなっていた。眠れない時の用意に、私はスマホに昔のドラマとアニメを入れた。脇腹をしこたまぶつけてからまる4日以上経ち、治るどころか痛くなってきた。仰向けに寝るのと患部を下にして寝るのは良いが、患部を上にして寝ようとすると痛い。この頃眠りが浅いのは心配事だけでなくこれのせいもある。それでもいつのまにか眠って夢を見た。私は夢の中で、家の最寄り駅から何駅か行ったところにある大きな駅の辺りにいた。実際よりもかなりレトロな雰囲気だ。私は床屋を探していた。夢の中では行きつけの床屋という設定だったのに、見つからなかった。やっと見つけた床屋は、私よりも後から来た人を先に散髪しようとする。慌てて自己主張して椅子に座るが、散髪を始める気配がない。ふと気づくと私は床屋を出て家へ帰ろうと歩いている。散髪はしていない。駄目じゃないか。私は床屋へ引き返す。ところが床屋の雰囲気がさっきと変わった。これは床屋でなく軽食店のカウンター席だ。店の人に聞いてみた。店の人は、ああ、以前にはここに理容室があったようですねと答えた。私もそんな気がしてきた。私が帰ろうとすると、店の人がワインをどうぞという。ワインなんて高いものをいただくのは悪いので、私はちょっとでいいですよと言う。店の人は何かの皿に入った白ワインの残りを、テーブルの上にあった変な容器に移した。残り物だし一口分もないし変な容器だし、これならタダでくれると言うのも納得だ。私はその少量の白ワインを口に流し込んで、そうだ何か言わなくちゃと気づき、変な容器を高く掲げて「このお店に乾杯」と言った。店のテーブル席にいたお客たちが私に拍手する中を、私は店の出口へと向かった。結局散髪はできなかった。私は目が覚めた。その時ふと思った。確かに私は外字フォントがフロッピーディスク内にないことを確認した。でもその時は、どれが外字でどれがROM内の文字かがわかっていなかったではないか。昨日の調査で、外字らしきものが絞り込めた。もう一度調査してみるべきだ。

私はプログラムを組んだ。プログラムにアドレスを渡しておくと、プログラムはMAHALITO.DATを開き、そのアドレスまでシークし、そこから24x24ドットのフォント情報を読み出し、それをPNGで出力する。私はまず、第二水準漢字フロッピーから1文字読み出してプログラムの動作を確認し、それから文書フロッピーのうち、2C21Hに不明の文字があるものから読み出した。果たして、外字登録は存在した。2C21Hの外字登録がどのトラックのどのセクタにあるかは、文書フロッピーにより異なる。今のままではMAHALITO.DATを調べて2CH,21Hが連続する所を見つけ、複数あれば順に調べなければならないので外字読み出しの自動化ができない。文書フロッピー内の「外字ファイル」を読むためにどのセクタからどんな順番でセクタを読んでいったらいいのかを知る必要がある。

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