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ギターを弾く床屋さんから元気をもらった [手記さまざま]

レコードの作業が終わってから、急に記事が出せない引っ込み思案状態が始まり、今日になってしまいました。今日まで何もしなかった訳ではありません。それどころか沢山やりました。記事にしようとしましたが、どうにも引っ込み思案になって。

その引っ込み思案がどうしてまた記事を書き始めたか。それは、床屋さんのおかげなのです。

きのう床屋に行ったんですが、そうしたら壁際にエレキギターが置いてあるんです。散髪の時に聞いてみたら、床屋さんが最近またギターをやり始めて、家で弾くと結構大きな音がして近所迷惑だから、仕事が終わってからここで弾いてるんだそうです。友達を呼んで酒を酌み交わしながら弾いたりもしているそうです。私は、ああ、いいなあと思いました。

一日の仕事が終わってから、そのまま寝るのでなく、何か好きなことをすると疲れが取れて良い気分で寝られますよね。しかもそれがエレキギターというのは、いいと思いませんか。髪の毛等の汚れ物を捨て、当日の収支を帳面に付け終わり、すべて片付いた夜の理容室でギターを弾く床屋さん。私は想像してしまいました。

楽器の演奏というのはクリエイティブな趣味だと私は思うんです。同じ音楽系でも受動的な音楽鑑賞とは違うと思うんです。音楽鑑賞は耳が聞こえればひとまず誰でもできるけれども、演奏は、やりたくても楽器を弾けなければできない。弾けるというだけですごい。弾ける人は、自分なりのアレンジもできる。クリエイティブです。

もちろん音楽鑑賞も、いっちょまえに曲の批評ができるほどの経験があるとなればそれはすごいですけど。

とにかく私は、自分がクリエイティブな趣味を持っていないことが残念に思えてきました。どんなにレコード音声をデジタル化しても、それはクリエイティブじゃない。

床屋を出る時には、私は気持ちが少し変わっていました。相変わらず自分ができるクリエイティブなことは思いつきませんでしたが、とにかく何かブログの記事を書いてみようと思いました。

そんなわけで今回の記事は、ギターを弾く床屋さんの話でした。次回は、レコード作業の後で私がやったことを書く予定です。
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