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レコードプレーヤーがついに [  レコード(補完計画)]

歌う大捜索願のエントリーNo.3が宮前ユキの「あなたのそばで生きるなら」と判明した。英語名でLet me take, let me beとも呼ばれる。なぜはっきりわかったかというと、中古レコードが売られていたからだ。私はそれをネット注文した。

大捜索願の曲がまたひとつ明らかになったのだから私はすごく喜んでいるはずの所だが、別件でそうも行かない。実は、その買ったレコードをプレーヤーで再生しようとしたところ、プレーヤーが壊れているのがわかった。ターンテーブルの回転が遅く、変動する。微調整のつまみを+方向いっぱいに回しても回転速度が少し足りない。それどころか時々音がヘニャッとなる。

そういえば、はるか昔にプレーヤーを使った時に、45回転は微調整の+方向いっぱいでちょうどの速度だったのを思い出した。その当時すでに少しずつ問題が出てきていたということだ。でも当時はまだちょうどの速度が出たし、音がヘニャッとならなかった。

アナログディスクのリバイバルやデジタル化でレコードプレーヤーが今でも売られていると聞いたので、ちょっと検索してみた。なるほど、USBプレーヤーというのもあるのか。そうでなくても、フォノアンプ内蔵で使いやすそうだ。性能のほうは、今のこのご時世だから数十年前とは違い、高性能を目指すものでなく安価でまずまずの所を狙った商品が目立つ。レビューを見ると、コストパフォーマンスに満足というレビューもあれば、何らかの理由で使えなかったというレビューもある。私自身が満足するかどうかは使ってみなければわからない。今もっている大昔のプレーヤーならば良くも悪くも知り尽くしたプレーヤーだから、それがまともに動いてくれれば私としては不満は出ない。

上記の検索のさいに、昔のオーディオを修理してくれる人をひとり見つけた。もちろん修理可能かどうかは物を見てもらわなければわからないが。

さて私はどうするべきか。新しいプレーヤーを買うべきか、今のプレーヤーの修理を試みるべきか。

レコードのデジタル化が目当てなら新しいのを買ったほうがいい。再生と同時にデジタル化までしてくれればとても楽だ。音にマニアレベルの高いクオリティは望めそうにないが、そもそも今のプレーヤーを修理したってフォノアンプは付いていないから、大昔のプリメインアンプにつなぐしかない。大昔のコンデンサをそのまま使っているアンプにだ。これだって音のクオリティは望めないだろう。

今のプレーヤーの修理を試みるという選択肢は、私の主たる目的がレコード音声のデジタル化でなく、「子供の頃から一緒に過ごしてきたメカと今また一緒に生きる」ことにある場合に意義が生じる。もしそうならば、プレーヤーと一緒に過ごす時間、つまりまずは修理のために梱包・発送したり、修理可能かどうか結果を待つ時間のすべてが楽しくなければ嘘だ。それ自体にワクワクできるなら、大昔のボロプレーヤーを高い金と面倒をかけて修理に出すのも意義がある。

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