SSブログ

おじさんの料理 簡易版ずんだもち [料理]

母が、ずんだもちが食べたいと言った。インターネットでずんだもちの作り方を調べた。そうしたら、ずんだもちを作るのに必要な色々なものが、ない。まずこの季節、生の枝豆がない。すりつぶすすり鉢がうちにはない。つきたてのもちなんて現在入手できない。ない。ない。ない。

あるもので代用して何とかならんか? 何事も実験だ。駄目でもともと、出来れば嬉しい。

近所のスーパーへ買物だ。冷凍枝豆と、個別包装された切り餅。どちらも年中入手可能だ。さて帰宅して枝豆の袋を読む。流水解凍OK、加熱の必要なしか。さっそく水で解凍、さやと、中の豆を包む薄皮を取る。時間かかるけど、ひたすら取る。ちまちまちまちま取る。これをミキサーに入れる。ミキサーなんかですり鉢の代用ができるのか? でも以前にガッテンのカレーを作った時、生のニンジンでさえ結構細かくなった。だからすり鉢ほどでないにしろ、結構細かくなるはずだ。コツは、少し水を入れることだ。水なしだとミキサーの刃が回転した時点で砕かれた豆は遠心力で飛ばされてミキサー内壁にみんなへばりつき、それ以上細かくならない。でも水を少し加えると全然違う。むらが出来ないように、ミキサーを途中で中断して棒(菜箸など)を突っ込んでかき混ぜてやるのもいい。こうして出来た黄緑色のネチャネチャをスプーンで掻き出して皿などに移す。砂糖を少しずつ加えては混ぜる。最後に塩少々を混ぜる。さあ次は餅だ。切り餅の袋を読むと、湯で加熱する場合の方法が書いてあるからそれに従う。湯で加熱した餅は濡れているから、つきたての餅みたいにずんだをからめることが出来ない。上に載せて食べるという感じだ。材料も作り方も食べ方までも、すべてが代用品で本物ではないが、それでも母は喜んでくれた。


コメント(0)  トラックバック(0) 

コメント 0

コメントの受付は締め切りました

トラックバック 0