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歯茎におでき(11) 根管治療2 [歯茎におでき]

(歯茎におでき(10)から続く)
11月1日。歯に穴を開けてからちょうど2週間が経った。ここまでじつに順調。今までなら治療しておできを取ってもらってから1週間後の検査ではまだ再発せず、2週間に満たないうちに再発して電話をかけてまた歯医者に行った。それが今回は2週間経っておできが再発しないばかりか、歯の噛み合わせまで直ってきた。

前回と同じように薄いゴム膜を口にかぶせて暫く待機、そのうちに先生が来て言うには「今回も2、30分治療します。」 24日には1時間くらいかかると言われ、28日の治療が正味30分、今回が20-30分では少しずつ短くなるじゃないかと思った。しかし実際にはずいぶんかかった。正味30分はあっただろう。目にタオルをかぶせているので見えないが、私の右側で器具を歯にねじ込んでは左側へ移動して抜いているらしい。前回はほんのちょっとだったが、今回は何度も何度も抜き差しし、動きも結構ワイルドだった。力を入れてねじ込んだり、引き抜く時に引っぱってもなかなか抜けなかったり、ごしごし削ったりした。前回と同じならたいしたことはないと思っていたが、幾分びっくりだ。とくに、歯根に器具を差し込んだ時、歯茎の奥に触る少々不快な感触があった。痛くはないが。先生に報告すると何か良くない表情をしたが、それが何を意味するのかは不明。次回の治療の後、仮詰めをするかもしれないとのこと。手間と時間がかかる治療の割に、請求された料金が950円だった。帰宅して歯を見ると、あれだけ色々やったのに外見(歯根の入口の穴)は特に変わらない。

歯にかぶせた金属のせいか、その部分の頬の裏側が荒れてザラザラする。

夕飯前になって、治療中の歯のわざと外側に上の歯が当たるようにして噛むと嫌な感覚があることに気づいた。鈍痛というほどの感覚ではない、鈍痛になりそうな「気配」だ。7月の終わりから今まで、膿は出てもまったく痛くも痒くもなかった。今回の感覚は治療によるものだろう。治療に使う器具の先が歯茎を刺激したものと思われる。歯を噛み合わせなければ何の感覚もなく、物を食べる時も気をつければ支障はない。様子を見た結果、その後2、3日で嫌な感覚は消えた。

デントヘルスは塗っておらず、おできは再発していない。
(つづく)


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