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歯茎におでき(6) 歯科治療1 [歯茎におでき]

(歯茎におでき(5)から続く)
9月15日。歯科治療初日。最初の診断は、歯肉炎がこじれたもの、だった。麻酔をかけてクリーニングをしましょうと言われた。こう言われるとつい、麻酔をかけるほど痛いことをするのかと思ってしまう。実際には、一番痛いのは麻酔の針がチクリとする時だった。考えてみれば、痛くないようにするための麻酔だから当たり前なのか。クリーニング自体は別段痛くなく、うがいしてから先生から女性に替わって歯石を取った。後は薬を付けて終わり。30分はうがい、飲食をしないでくださいと言われた。受付で出された飲み薬は消炎剤ブルフェンと化膿止めトミロン。それに、痛みが我慢できない時にだけ飲むという鎮痛剤。これを出されるとつい、我慢できないほど痛いのかと思ってしまう。でも、ふと気がついた。これらの薬は4月に歯を抜いた時と同じだ。ということはつまり、傷口からの感染症に備えてのものだ。そうとわかれば、事情は察することができる。帰宅後、鏡で歯茎を見てみると、膿袋になっていた所を掻き取ったらしい。これではもう、化膿して膨れる膿袋がないから膨れるはずがない。そう、もう膨れないはずだったのだが。

8月の終わりから微熱が続いていた。私は臆病だから精神的なものだろうと思っていたが、今思えば歯根の化膿が原因だったのかもしれない。
(つづく)


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