アベノマスクはキビシイマスク

さあ後期の授業だ。普通の授業でも喋るが、Zoomでは画面共有で沈黙するとパソコンがフリーズしたみたいに感じられるだろう。常に喋り続けなければなるまい。そうなると気になるのが喉の健康。私はZoomミーティングの前に、マスクとミルクティーと飴を用意することにした。マスクは、授業の前後など喋らなくていい時間帯に常に装着する。ミルクティーは喉にいいと、大学生時代に先輩に教わった。飴は授業間の休憩に舐めて本格的に喉のケアをする意味で用意するが、舐め終わる前に次の授業が始まったら飴を吐き出さねばなるまい。

私はマスクに、アベノマスクを使うことにした。多くの人はアベノマスクをとっくに使うなり他人に譲るなりしたと思う。私は在宅勤務になったし前期はLMSだったから、マスクを使う機会が少なかった。それで、マスクが必要な時は家に元からあったマスクを付けた。後期はZoomだから喋らねばならず、今こそアベノマスクの出番だ。

ところが、いざ袋から取り出して口に当ててみると、

小さッ！

臭ッ！

話には聞いていたけど、アベノマスクはキビシイ　マスクだなあ。この異様な臭さ、着用して何かの病気に感染するってことは、ないだろうか。
家に元からあるマスクを付けたくなった。