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(個人の記録)腰痛の今までを振り返り、これからを決める(2) [坐骨神経痛]

この「個人の記録」は、全部書き終わるまでに一週間かかりそうだ。今日はその2回目。

人から聞かれた時、私は自分の腰痛の最初のきっかけが高校時代にあると答える。学校の柔道の時間に受け身を取りそこなって腰から落ちた。その日は何でもなく帰宅し、一晩寝て翌朝学校へ向かった。朝起きた時にはすでに痛かったに違いないが、それでも私は何とか学校へ行こうとした。家を出て数百メートル歩いた時点で、学校へ行くのはとても無理だと判断して、苦労して家へ帰った。そして医者に行くのも無理なほど痛くなった。当時はまだ近くに往診してくれる医者がいて、腰にブロック注射を打ってもらったら治った。それ以前には私の人生に腰痛はなかったのだから、これがきっかけだろう。

次に記憶に残っているのは、大学時代。友人とどこかへ遊びに行った時、なぜかそこに肺活量や背筋力などの測定場所があった。当時私は恋をしていたので、背筋力を自分の思いの強さの証明にしようと考えた。その場に彼女はいなかったが、当時の私はいつでも自分の思いの強さを証明できるものを求めていた。私は渾身の力で引いた。そうしたら、腰がグキッとなった。どれ程の症状だったかは覚えていないが、痛くて家へ帰れなかったという記憶はない。これが記憶に残っている2回目。

その後、だいたい5年に1回くらい、ひどい腰痛があった。つまりある時腰痛で動けなくなり、1ヶ月かけてやっと治り、それを忘れるほど年月が経った頃にまたある日腰痛になる、を繰り返した。きっかけは色々だ。重いものを持とうとしたというような明らかにわかるきっかけもあれば、ただ掃除機をかけていただけなのにという、「理不尽な腰痛」もあった。

当時はここ数年とは症状が違い、腰痛は「あっ」と思った日の翌朝に最悪の状態で始まり、痛くて動けず、1ヶ月かけてゆっくりと薄紙をはぐように治っていった。そして治ってしまうと腰痛持ちでなく普通の人になった。いっぽうここ数年は、外を歩いたり腰を曲げた状態で力を入れたりすると必ず腰が何かを訴える慢性的状態で、治るということを知らない代わりに、初期の腰の訴えで対処するので昔のようなひどい腰痛にはなっていない。
(つづく)




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