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ウィンドウズ自動再起動の逆襲 [手記さまざま2]

まさかこんなに早くウィンドウズの逆襲に遭うとは思っていなかった。でもまた、返り討ちにしてやったぞ。

今回はこんなだ。私は夜中に目が覚めて眠れなくなった。仕方がなく睡眠薬を飲んだが、飲んでから効いてくるまでに1時間くらいかかるから、その間ずっと布団の中で寝返りをうちつづけるのは辛い。それで一度起きて、大好きなパソコンで何かあまり手を動かさなくてもいいことをして画面をボーッと見つめていることにした。ボーッと見つめるうちに眠くなるので都合がいい。パソコンをつけた時間が2時すぎだった。今までの再起動スケジュールは2時だから、再起動が終わった後だろうと思った。ところが3時近くになってウィンドウズの逆襲だ。また自動再起動スケジュールが出た。しかも今回は都合の悪いことに、すぐに終了できないことをしていた。

一般人がパソコンを使って作業する場合、作業中のものをすぐに保存できるのが普通だと思う。しかし世の中には様々な事情がある。たとえばオンデマンド配信の動画をなんとか保存したい場合、動画の質は落ちるが、再生中に再生画面をキャプチャし続けるという方法がある。この場合はもちろん動画再生が終わるまでキャプチャも続けなければいけない。あるいは、私のようにプログラミングを趣味とする人間は、自作のプログラムが正しく動くかどうかを自分でテストしなければならない。テストの種類によっては、長時間かかる。つまり「長時間かけてプログラムに色々やらせてもちゃんと動くかどうか」のテストだ。そういう最中にウィンドウズ10が自動再起動を唐突に宣言しやがると、とんでもなく困る。動画キャプチャならば自動再起動のメッセージウィンドウがデカデカと出て動画が隠れるから、どうしてもやり直しだ。プログラムの動作テストはメッセージウィンドウが出てもやり直しの必要はないが、再起動が始まってしまったらそれまでのテストは無駄になる。

私は改めて自動再起動のメッセージウィンドウを見たが、やはり再起動を停めるボタンはない。遅らせるボタンもない。私は考えた。せめてどうにかして再起動を遅らせることはできないか。1時間後に作業が終わる予定だから、それ以降に再起動できないか。あった。簡単な方法が。スクリーン右下のタスクトレイとか通知領域とか呼ばれる所に時刻が出ている。ここをクリックして設定すると、時刻の変更ができる。現在時刻から2時間ほど遅らせて設定し、自動再起動が2時間遅れで実行されるようにする。「時刻を自動的に設定する」というのはもちろん「オフ」にしておく。再起動が終わった後で(翌日にでも)、時刻を元に戻す。
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