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松坂牛、ひとまずセーフ [震災後の放射能漏れ問題]

7月22日NHKニュースウォッチ9と私の感想

**** 出来事 ****

松坂牛を生産する三重県の農家の稲藁から、国の目安のおよそ20倍の放射性セシウムが検出された。問題の稲藁には宮城県登米市で刈り取られ原発事故の後に納入されたものが含まれている。牛はすでに70頭出荷、このうち販売店で保管されていた11頭分の肉からは国の暫定基準値を超える放射性セシウムは検出されなかった。

**** 私の感想 ****

危うくブランド放射能牛になるところだった松坂牛だが、辛くもそれは免れた。さて、それでは新たな牛事件で人々はさらに牛を食べなくなるのか?それが、私の先日の経験だとそうとも限らないみたいだ。経験といってもウチの親なんだが、偶然にもこのニュースと時を同じくして友人の集まりがあり、皆でちょっと高級そうな豆腐料理の店に行って、その店のメニューの中ではとくに安いの(笑)を食べたそうだ。帰ってきた親に私は、何を食べてきたのかと聞いた。そうしたら親は食べる端から自分が食べたものを忘れていったらしく、よく覚えていなかった(苦笑)のだが、それでも思い出しながら喋り始めた。そうしたら何かの小鉢に牛肉が使ってあったらしい。親は躊躇することなくペロリと平らげたそうだ。ウチの親は放射能があろうとなかろうと牛肉を食う。これが焼肉好きの人ならば、きっとどうにも食わずにいられないだろう。いっぽう私は昔のアメリカ牛BSE事件以来、あまり牛肉に興味がない。全然食べないわけではなく、目の前に出されれば普通に食べるのだが、まあ興味がないという感じになった。こういう私みたいな人間は、そもそも放射能牛事件がなくても自分から牛肉を食べることがとても少ない。ようするに私が言いたいのは、今回の牛事件があっても、元から牛肉大好きな人はかまわず食べているだろうし、元から牛肉を好まない人は従来と同じように食べないだろう。そういう両極端の人は牛事件が起きても牛肉消費の減少にたいして影響しない。だから問題は、その中間の人なんだろうな。とりわけ牛好きじゃないが、家族で普通に時々食べてきたという。そういう家族に小さい子供がいると、親は自分のためでなく子供のことを気にして、この時期は牛肉消費を控えるかもな。その部分の消費が減っているのだろう。

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