歯茎におでき(5) 経過3 [歯茎におでき]
(歯茎におでき(4)から続く)
9月になると、半球形の膿袋のほうは治ってしまった。新デントヘルスのおかげだ。親が歯科でステロイドの塗り薬を買ってきてくれたことがあったが、これは数回試してやめた。症状が改善しないし、どうも気になった。後で歯医者に行ってから、やはり膿袋にステロイドは合わないと知った。
いっぽう歯との境目の膿袋のほうは、ある程度小さくなった後は一進一退を繰り返して良くはならなかった。いくらデントヘルスを塗ってもそれ以上変わらなかった。私の方針からすると、こういう時は原因が取り除かれていないという結論になる。それが不気味だった。
歯との境目の膿袋がどうしても治らないので、歯医者に行くことにする。膿袋が出来てから1ヶ月以上経ち、私は精神的に疲れ果てていた。今まで自分ひとりで判断し、自分で治そうとしてきたので、知らぬうちにそれが精神的重圧になっていたらしい。治るのか、治せるのかという不安と重圧を、毎日の観察と考察と試行錯誤で支えてきた。その疲労が一気に噴き出した。歯医者に電話をしたら、後は歯医者が良くしてくれるだろう。結果がどうなるか知らんが、それは歯医者の責任だ。もう私の責任じゃない。今はもう何もかも忘れさせてくれ。ぽけーっとさせてくれ。
(つづく)
2006-11-18 06:46
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