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VHS長時間録画 to MP4 テストの続き(4) [手記さまざま3]

結局、連続再生テストは11時間連続まで試しました。これは、私がVHS200分テープを何巻か持っているという理由よりも、真夜中の寒さの中で録画終了作業をすると風邪をひいてしまうという理由のほうが大きいです。この季節の私の部屋は夜20時から翌朝7時まで、人が居るべき気温ではないのです。

寒いなら暖房をつければいいとか、昼間にやればいいという意見があって当然ですが、そこは私のこだわりです。機器の加熱を心配して寒い季節が来るまで何ヶ月も待っておいて、暖房の効いた部屋で作業をしたら、何ヶ月も待った意味がありません。そして昼間は、東と南の壁がほとんど全部窓という私の部屋は、温室のように暖かくなってしまうのです。カーテンを閉めると室内のサボテンに日光が当たりません。植物には日光が必要です。結局、寒い夜に作業するしかないのです。

それでは、今回の実験結果に移ります。


11時間連続稼動テスト1回目までの結果

機器の加熱は、気温が摂氏+3度か+4度だと11時間連続稼動しても大丈夫でした。少し温かくなるだけです。夏に30分稼動した時のほうがよほど熱くなりました。
音声にたまに一瞬の無音部分が入るということは、以前の記事(2019-11-16)に書きました。映像については、今回、HVE703の録画が開始されたことを確認してからDVDレコーダーの再生を開始し、少し余裕をもたせたつもりでしたが、冒頭から10秒近く経った所にブロックノイズが入りました。音声・映像ともに、その程度の症状は当たり前に出ると思って作業に臨むのが肝要です。大事な録画を完全に劣化なしで保存しようと頑張るのには向きません。それさえ諦めてしまえば、あとはむしろ良好でした。


11時間連続稼動テスト2回目の結果

朝起きて録画を止めに行ったら、様子が変でした。接続したハードディスクがカリカリと音をたてていません。つまり書き込んでいないようです。HVE703をよく見ると、録画ランプが点いていません。いつの間にか録画が終わっています。調べてみると、全11時間のうち6時間14分までで録画が勝手に終了していました。これまでの記事にも書きましたが、HVE703は有名メーカーの家電製品ほど動作が安定していません。もしも不具合が起きたら再チャレンジするつもりで作業することになります。


次の実験をやるならば、今度はVHSビデオデッキを出してくることになります。その前に私は2つの「それでもやるのか」を考えておかなければなりません。上記の通り、大事な録画を完全に劣化なしで保存することはできないぞ、それでもやるのか。そして、夜の寒さの中で作業をしたら私は風邪をひくぞ、それでもやるのか。


追記
この話には続きが出来そうです。悪い意味での続きです。いま予定を変更して稼動テストを続けています。次の記事までお待ちください。



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