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定期検診と世の中の難しさ [目の病気]

半年に一回の眼科検診が来ます。これは私の目に飛蚊症と光視症が現れ、眼底検査したら後部硝子体剥離だったので、網膜剥離のリスクが高まり定期的にチェックしているというものです。この症状が初めて出たのは2018年2月だから、もう1年10か月になります。飛蚊症のほうは新たなゴミは見えなくなりましたが、光は暗い所で眼球を動かした時にまだ少し見えます。以前は小さな稲妻のようにはっきり見えましたが今はそこまで目立ちません。私は怖がりなので最初のうちはちゃんと検診を受けることだけを考えていましたが、先生のある言葉をきっかけに逃げることを考えるようになりました。私はもちろん網膜剥離のリスクばかりを気にしていたのですが、ある時先生が白内障のレベル1だと言ったのです。まだ薬を出すレベルではないが紫外線に注意してくださいと。それ以来私は紫外線つまり日の光を浴びるのが怖くなり、日中は出来るだけ外に出ないようにしています。自室に大きな窓があり冬はサボテンを入れる都合でカーテンを閉められず、部屋が日光で一杯になり私は自室に居られなくなります。これは明らかに変です。どうしてこんな変なことになってしまったのでしょうか。その理由は、ただ単に紫外線に注意と言われてもどう注意していいか、さっぱりわからないからです。こういうケースではこうしなさいと詳しい指示が出ればそれを守ればいいですが、現実には「紫外線に注意してください」の一言だけ。だから私は自分で考え紫外線を防ぐしかありません。そうしているうちに、「あの先生はまた何か面倒なことを言うのではないか」という恐れが生じて、先生に会うのが怖くなりました。週に1日だけ他の先生が来る曜日があり、私はその曜日を選んで予約を入れるようになりました。
実はこれは結構普遍的な問題です。私の場合は相手(先生)に聞くことができずに自分の中で我慢が限界になり爆発するケース。では相手(先生)に聞いたらどうなるか。それを私は知りませんでしたが、先日偶然にも知ることになりました。私のおばが不眠症になってしまい、睡眠ケアを専門とする先生に薬を出してもらいました。薬は自分の症状に合わせて量を調節するらしいのですが、おばはどうしていいかわからず病院に電話をかけたそうです。1回目の電話では先生が診療の合間に折り返し電話をくれたそうですが、それでもおばはわからず、また電話をかけたら2回目には先生にひどく怒られたそうです。つまり相手に聞くことができなければ自分が爆発し、相手に聞けば相手が爆発する。とかくこの世は難しい、ということです。


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