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勝手に自分にテコ入れ計画(4) [手記さまざま2]

今年の10月にオンラインストレージサービスを使って、ファイルサイズ制限に縛られない形で情報を出すというのを2回行いました。全部で3回と書きながら最後の1回が出ないまま今に至リました。このままグズグズしていると年が明けてしまうので、今日は頑張って3回目を出します。

今までの2回は自作MAD動画でしたが、3回目はカセットテープ録音から出します。

zipファイルを解凍すると、3つのディレクトリ(フォルダー)があり、第1部から第3部までになっています。それぞれの内容は以下のとおりです。

第1部 雅楽への招待-若い音楽愛好家のために-
FMラジオ放送の録音です。解説は芝祐靖氏。1983年の録音と思われます。私は雅楽は素人です。このカセットテープを録音した頃、私はアイドルソングに飽きたらしくて、他の様々なジャンルを知ろうとしていました。その一環で日本の古典的な音楽ジャンルもチェックし、たまたま放送された雅楽入門の番組を録音しました。今回ネット検索し、私は動画共有サイトに上げられた雅楽にコメントが寄せられている様を見て、日常的に聴かれない古典芸能にも人々の関心が連綿と続いているのだと認識を新たにしました。そして今回の企画でこの雅楽録音を出そうと決めました。
オープニングのBGMとして流れているのは解説者でもある芝祐靖氏の現代雅楽作品集「招杜羅紫苑」から、「迦楼羅の面」です。このカセット録音には、後のほうにもう1曲、「哀れ邪鬼」が入っています。私がネット検索した時点では「招杜羅紫苑」を扱うネットショップはほとんどがすでに入荷不可となっていましたが、ひとつだけ入手可能らしいサイトがありました。そこで各曲の試聴ができます。試聴ですから曲は短い時間しか流れません。
番組は、三管の紹介から始まります。最初は篳篥で、演奏は平調調子が入っています。YouTubeの音声と比べたところ、カセットテープの平調調子は一句だけのようです。
次は龍笛で、演奏は蘇莫者が入っています。変則的に龍笛と三鼓だけの演奏だそうです。YouTubeの音声と比べたところ、カセットテープの蘇莫者は破だけのようです。
次は、雅楽ではありません。敦煌に楽譜だけが残され伝承が絶えていた音楽が、この番組の時点での「最近」復元されたそうで、それが入っています。4つのアジア(イラン・トルコ・中国・日本)のダブルリードの縦笛による演奏です。龍笛の紹介の後に入っていますが、日本の笛は龍笛ではなく篳篥です。ネット検索してみると「復元正倉院楽器のための敦煌琵琶譜による音楽」という曲集があり、その8曲目「急曲子」のメロディーと共通点がとても多いです。ところがテンポがあからさまに違います。一聴して同一曲と思えません。ただしこの曲は古代曲の復曲なので元の古代譜に速度指示がないかもしれません。音程だけが記されているかも。もしそうならば、テンポは復曲者の専門家としての判断に任されることになり、これはテンポ違いの「急曲子」かもしれません。
次は笙で、黄鐘調越殿楽と平調調子です。
その次は三管合奏で平調越天楽。
そして管弦の演奏で太食調音取、朝小子。
最後に現代雅楽から「哀れ邪鬼」。芝祐靖氏の作品です。

第2部 みん なのうた1977-1979当時の曲紹介ナレーション入り
たとえ曲が再放送されても絶対に再放送されないものがあります。それは曲に先立つ紹介のナレーションです。このナレーション部分は、再放送される度に新規に作られ、年代によって雰囲気が変わります。女性の声であることは変わりませんが、昔は落ち着いて静かに話し、その後明るく楽しげに喋るようになり、最近はまた少し感じが変わったかもしれません。これが番組の雰囲気を決める一因になっています。だから懐かしい歌が再放送されても、番組の雰囲気は昔と少し違うのです。昔の思い出を追い求める私にとって、ナレーションを含めて昔のままというのは意味があることです。
そこで今回、自分のカセットテープから曲紹介ナレーションの付いた歌を探し出しました。選択基準は上に書いた通り、ナレーションがあれば良し、ナレーションがなければ駄目です。嵯峨野巡礼は冒頭だけの録音でその後ブツッと切れますが、ナレーションがあるので採用しました。いっぽうサラマンドラなどは全曲録音されていても冒頭のナレーションが入っていないので採用しませんでした。当時の私はまだステレオのカセットデッキではなくラジカセを使っており、安テープを使いまわしていたので、音はこもっています。曲名は以下の通りです。
気球にのって
ぼくらは三つ子の男の子
だれもいそがない村
さびしがりやさん こんにちは
名もない湖
ここは南の島
切手のないおくりもの
風の歌
地球の上で
嵯峨野巡礼(冒頭のみ)
追伸。2曲続けてカセット録音されている場合には一緒にmp3化しました。連続して入っている曲はてっきり放送も連続だと私は思い込んでいたのですが、後日公式サイトで確認したら放送日が違う場合もありました。ご容赦ください。

第3部 古いムーミン(たぶん森のゆうれい屋敷、音声のみ、途中から最後までの録音)
これは2012年9月28日の記事に映像の「捜索願」として出しました。その時の音声もまだサイトに残っていますが、ブログのUP制限で5MB未満に圧縮したせいでとんでもない低音質になっています。今回はファイルサイズ制限がないので、元テープの音を損なわない形で再UPします。ただし元のカセットテープ自体が使いまわしの安テープなので、音質改善といっても限界があります。

最後に、使用したオンラインストレージサービスでのファイル保管期間やダウンロードのアドレスを記します。

使用するオンラインストレージサービスの制限で、ファイル保管は14日間になります。

ファイル名
misc_cassette.zip

ファイルサイズ
ストレージサービスのサイトの表示では248.38MBとなっていますが、私が実際にダウンロードを試したらWindowsのエクスプローラの表示で236MBでした。

ダウンロードのアドレス
https://a.up300.net/6c4c60e1f580d8493a72f98896ad8688/
広告の下にあるDownloadというボタンからダウンロードします。


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